- 2017-04-25 (火) 20:33
- ニュース
阿部四郎さんのご冥福をお祈りします。
あべです。
あべが以前読破した小説が映画化されるそうな。
その名も「彼女の人生は間違いじゃない」。
デリヘルと風俗というキーワードにひっかかった本は、amazonが親切に教えてくれるので一昨年あたりに読んだ本でして。
あべは基本的に「何かを読んでいたい」だけなので、読了した後はほとんどの小説のことはすっかり忘れます。
そのため同じ本を2度購入してしまうことが度々。
そんなあべですが、独特の読後感で「彼女の人生は間違いじゃない」はしっかり覚えてまして。
なかなか面白い小説。
これを映画化するとはお目が高い。
廣木隆一監督の処女小説が映画化!震災後の福島からデリヘルのバイトで渋谷に行く女
> 瀧内が演じるヒロイン・みゆきは、震災で母親を亡くし、仮設住宅に父親(光石研)と二人で暮らす女性。
> 平日は市役所で働くみゆきは、父に東京の英会話教室に通っているとウソをついて、週末になると高速バスで福島から渋谷へ、デリヘルのアルバイトをしに行っている。
> 本作には俳優の高良健吾、篠原篤、柄本時生も出演。高良はみゆきのバイト先の事務所の人間である三浦、篠原はみゆきの元カレの山本、柄本は市役所の同僚の勇人を演じる。
> 彼らも、突然店を辞める三浦、被災地の今を卒論のテーマにすると東京から来た女子大生に“取材”され言葉に詰まる勇人、とさまざまな事情を抱えた人物として登場する。
あらすじ読んだらどんどん思い出してきました。
もうね、なんともいえない切ない話なんですよ。
「深夜バスで渋谷のデリヘルに出勤する」という妙に生々しい設定と、登場人物の悪意が、もう仕方ないけど、でもね!
被災して生き残った人たちの想いみたいなものもヒシヒシ伝わってくる、ストイックな小説で非常に良かったです。
劇場版であの世界観、空気感を伝えられるのか分かりませんが、
もし機会がありましたら是非見て頂ければ!
風俗関係の仕事をしてる方にも見て頂きたい。
あべでした。
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